東北労災病院・仙台赤十字病院の移転統合に関する反対署名
宮城県は県立がんセンターの今後の在り方として「がんを総合的に診療できる機能を有する病院」の実現に向け、東北労災病、仙台赤十字病院との連携、統合に向け検討を進めています。
県立がんセンター・東北労災病院・仙台赤十字病院は、設置主体も成り立ちも異なり、住民にとってなくてはならない病院です。東北労災病院は労働災害、救急医療に。仙台赤十字病院は周産期医療などに重要な役割を果たしており、青葉区・太白区をはじめ仙台市内から多くの市民が利用しています。また、病院を中心とした街があり、職員は地域の住民であり、地域経済にも大きな影響が及ぶことも予想されます。
安易に移転・統合されるべきではありません。
上記の問題に対し「地域医療を守る共同行動みやぎ連合会」が、署名を呼び掛けてきました。コロナ禍に入る前から、この問題は存在しています。病院同士の連携は大切なことですが、病院が移転するということは、医療圏のバランスが崩れる事になります。
・病院が近くにない
・通っていた病院がなくなった
・長年診ていてくれた医師のもとへ通えなくなる
・病院のある街でライフプランを立てていたのに、移転してしまった
など、病院がそこにあるという意味を、地域住民としっかり話し合い、納得したうえで進めるべき問題です。
病院で働く方々も、生活拠点が変わったり、職場を変えたりと困惑する事態になるでしょう。
よって、
1、「東北労災病院」「仙台赤十字病院」の移転・統合には反対します。
2、地域医療の充実と現在地での存続・発展をはかることを求めます。
上記の点について、賛同していただける方々から署名を募集しています。
集めた署名は、宮城医労連で集約し、宮城県知事へ提出されます。
皆様へご協力をお願いします。
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